当社が操業を始めた明治初期は当然ながら、住宅はすべて自然素材からつくられていました。現在、住宅資材は多様化の一途を辿っています。

こうした状況に対応すべく、当社は1993年に建材事業を発足させました。木材、プレカットと併せ、多くの住宅資材を提供できることが当社の特色です。木に熟知しているからこそできる、良質な木造住宅のための資材を見極める目こそが、私たちの誇るところです。

合板、外装材、内装材などはもちろん、キッチンやトイレ、バスといった設備機器類、インテリアに至るまで、住宅に必要なあらゆる建材を各種メーカーから仕入れ、提供します。

合板類などの定番商品は取引先の在庫状況にしたがってタイムリーに供給できる体制を整えています。

一方、設備機器類やインテリアなどは、一棟ごとに図面に加え、家族構成や年齢、デザイン案、予算など多様な情報をもとにベストな商品コーディネートを提案し、顧客の受注活動をサポートします。

当社の取引先となるのは、木材をメーン商品とする材木店。知識量豊富な担当営業が多種多様な建材に関するノウハウをフル活用し、工務店に対しベストな提案をできるよう取引先とタッグを組みます。こうした地域密着型の提案営業によって、信頼関係を積み重ねてきました。

建材流通の核として、多くのメーカーと取引し、大量の商品情報を蓄積しているのが当社の強みです。日々進化を続ける建材メーカーの商品力をタイムリーに消費者に伝えていくために、メーカーとともに商品説明会を開催し、取引先の受注アップに結びつける販促活動も行っています。

また、当社開発営業部では、自動車のショックアブソーバー技術を応用した木造住宅用制震装置の販売も始めました。建物に伝わる地震エネルギーの約48％を吸収する性能を持ちます。

さらに工場環境改善機器のトップメーカー「ネーダーマン」と提携し、産業用集塵システム機器の販売も行い、非住宅部門にも対応しています。